記憶(2)

じいちゃんと江ノ島

兄が学校へ行っている時間にじいちゃんが僕だけを連れて

江ノ島水族館へ連れて行ってくれた。

どこを車で走って何を見たのか、そんな記憶は残っていないが

なぜか 水族館で蓄光の骸骨のキーホルダーを買ったことは覚えている。

そのあと、家で兄が怒っていたこともよく覚えている。

それからじいちゃんこと大好きだったことも。